第二回 評価シート付き小説レビュー企画 結果発表ページ

第二回 評価シート付き小説レビュー企画 結果発表ページ


参加者の皆様、お待たせしました。

なろうラボの調査結果』と『Kakukaku』のコラボ企画

『評価シート付き小説レビュー企画』の評価&個人賞を発表をさせていただきます。

企画概要

この企画は当サイト『なろうラボの調査結果』と、WEB小説レビュアークロスグリ様が運営する『Kakukaku』が共同開催する評価シート付きの短編WEBレビュー企画です。

今回は「評価シート」だけでなく、各評価レビュアーが個人的に気に入った作品を選ぶ「個人賞」のコーナーも用意しています。これは評価に関係ない「個人的に好きだったもの」を紹介するコーナーです。個人賞は一番最後に用意していますので、気になる方はぜひ!

※作品の参加条件やルールについてはこちらをご覧ください。

評価について

今回の企画ですが、
以下の五項目五点満点で評価させていただきました。

・キャラクター 
・世界観の作り込み 
・表現の豊富さ 
・構成 
・読みやすさ

また、評価レビュアーが出した各項目の点数を平均化し、その合計点によって以下のラインで総合評価を出しました。

総合評価S 23以上

総合評価A 23未満~20.5以上

総合評価B 20未満15.5以上

総合評価C 15.5未満~10以上

総合評価D 10未満

項目の設定により、作品ジャンルによって高評価の出やすさが変わってしまうことがありますが、ご了承ください。

評価レビュアーの紹介

なろうラボ
なろうラボ
当サイト管理人。第一回 評価シート付小説レビュー企画開催者兼レビュアー。普段はWeb小説投稿に役立つ情報を集めるアンケートなどをおこなっています。第一回の企画で40作品の評価経験があります。好きな短編小説は乙一「ZOO」です。あと、野崎まど「野崎まど劇場」も好きです


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クロスグリ

ライトノベルを愛する書き手兼レビュアー。他人の文章にはうるさく、一癖ある作品が好み。短編作品においては無駄の少なさとオチを重視いたします。好きな短編小説は、時雨沢恵一「キノの旅」  web小説やライター活動の専門サイトを運営中。主にハウツー記事を掲載しています。依頼制の作品レビューもしているので、気になった方は下記のリンクからご連絡ください。 Twitter: Site:


ゲスト審査員

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とびらの

通りすがりのなろう作家。一時期コメディジャンルランキングを占拠した「下ネタ短編企画」や「TSゴールデン企画」、この秋には「清純ギャグ短編企画」を主催している企画主。その正体は、濫読性万年活字中毒の重篤患者。


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ひょろ

小説家になろう読み専ユーザー。2017年4月9日からお気に入り小説の紹介をエッセイにした「読み専が紹介する『なろうお気に入り作品』」をスタートし、現在までほぼ毎日更新で150本以上のWEB小説を紹介してきた。エッセイは現在レビューを受けた数が19本を超える小説家になろう屈指の人気エッセイとなっている。

今回は平均点等の詳細データは後日別ページに記載します。

それでは、各作品の評価シート公開に参ります!

コメントと得点が合わない部分があるかと思いますが、個人評価をご覧いただければコメントとと思います。

評価S(23.0以上)

該当作品なし。

(審査員の個人審査では1作品だけ、しかし2名から合計23.0を超す評価が出てました。平均点等の詳細データと共に、後日別のページにて紹介したいと思います。今回も評価素人の癖になんか厳しくてすいません!!!!)

評価A(20.5以上 総合点公開します) 3作品

星空めろりんきゅう!

星空めろりんきゅう! http://
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.com/n7671eb/
 恐怖院怨念

総合点 21.75

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感想:
ヤバいペンネームの人がヤバい作品名で参加してきたと思ったら中身も案の定ヤバい感じで全体的にヤバいです。これはヤバいです。冒頭で主人公が強く抱きしめられるを表現する際に「力いっぱいに抱きしめられ、酸欠しそうになるまで我慢して」という言葉が幹人くんのキャラクターを一行で説明していてわかりやすかったです。これがしかも後々伏線になってくるんだから本当にすごい。細かい表現や演出がいちいち凝っていてギリギリまで幹人くんの正体を読者にもったいぶらせる。そして最後に王道展開で「めろりんきゅう」。「9,754文字」が一瞬で通り過ぎました。展開はやや早いと言われかねないですけど、短編であることを加味したら問題ありません。これがなろうで評価わずか37ポイントだけなんてありえない!(なろうラボ)

他のレビュアーからのコメント:なんだろうこれ…なんだろう……読了直後の感想をそのまま述べますと、脳内に「がんばれがんばれドカベン、やまもとたーろーうー」だの「ドンタコスッたらドンタコスッ!ハッピーうれピークレイジー!」だのと全くわけのわからない言葉がリフレインしていて、自分で自分がわからないです。この短編は面白いのだろうか?私はこれが好きなのか?不快なのか?それすらもわからないまま、ただ大事な仕事の休憩にとこれを読んではいけなかったという確信だけが胸にあります。 これじゃレビューにならんので、日を置いて読み直し、さらにキャラとシナリオ展開を箇条書きにして確認してみたところ、ものすごく普通の王道ラブコメでした。ツッコミどころはギャグとして処理すれば、文章も読みやすいし起承転結キレイにまとまってるし。いったいどういうことでしょう。なにか読者の脳細胞を破壊する電波が出ているようです。この小説を解説するには、本作の20倍ほどの文字数が必要です。そんなものより作品を読んでもらったほうが手っ取り早く、私の脳にもやさしいのでそうしてください。(とびらの)

毒バラの魔女と王国騎士に纏わるエトセトラ

毒バラの魔女と王国騎士に纏わるエトセトラ http://
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.com/n6121ci/
肌/編乃肌

総合点 21.25

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感想:心身ともに歪んだヒロインに、背徳的な淫靡さを感じます。それでいてやっぱり美しくて可愛らしい。この、黒・薔薇・呪いという陰鬱なモチーフとライトノベルらしいコミカルさのバランス、台詞回しが絶妙で、ニヤニヤできる素敵な物語でした。文章は過不足なし。構成が少しだけ残念。文字数のほとんどが「過去の話」で、主人公と読者の「リアルタイム体験」が一致するのは冒頭と花屋とクライマックスのみ。ヒロインから過去として説明的に語られてしまうと、追体験でトキメくことができません。せっかく恋愛ものですし、大切なシーンである初対面や初プロポーズはリアルタイム描写であってほしかったです。減点は本当にそこだけ。良作でした。(とびらの)

他のレビュアーからのコメント:最高にニヤニヤさせていただきました! 個人的にはハイルとロゼの最初の注文が多いというやりとりにはテンポもよく笑ってしまいました。 物語の起承転結をきちんと違和感なく短編として纏められているのは素直に凄いとしか言えないです。 終盤でハイルがロゼの目にキスをしてセリフをいう場面がありますが、流石にそこはちょっと現実的に想像しづらかったです。 「俺は他の奴等より、美的感覚が優れているようだ。君の顔が、誰よりも綺麗にしか見えないな」 いやそれは無理あるだろと思ってしまいました。 醜いだなんて思わない、それにそんなの関係なしに君のことが好きなんだ。 みたいな感じの方が現実的ですし受け入れやすいです。 評価はかなり客観的にさせていただきましたが主観的に述べさせていただくと95点です! うーん、どれをとっても私好みで非常にニヤニヤしてしまうほど読んでいて楽しかったです。 最終的にハッピーエンドになってよかったです!(ひょろ)

雨中、待ち人来たり

雨中、待ち人来たり http://
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.com/n5292eg/
鳴田るな

総合点 20.5
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感想:文章も綺麗でしたしオチもちゃんとと書かれているので読み終わったあとの満足度は高かったです! おちさが死んだ理由はちゃんと書かれていたのですが、主人公が死んだ理由ももう少し書いたほうがいいかなと思いました。 多分おちさに会いに行くために歩いていたところを殺されたということだと思うのですが、あくまで作中のキーワードから読み取っただけの想像ですしそこはボカさないで書いて欲しい気もしました。 個人的には85点でした! しっかりとした文章なのに読者が読みやすいようにしてありますし、純愛というものとしてふさわしい作品かと思いました。 こういう時を超える思いというのは良いものですね。 今回の企画で一番感動的だったと思います。 (ひょろ)

他のレビュアーからのコメント:非常に綺麗でよくできた短編でした。動きのない場面と対になる主人公の焦燥、「本来、この世界のひとはない」感をつのらせて、ストンと腑に落ちる展開。そして切なくも尾を引く幕。お見事です。しかしおそらくは推敲不足によるものでしょう、部分的に語感が悪かったり、ン?と引っかかるところがありました。自分が皆から「嘘つき」と言われた、とありますが、「なにか予感じみたものがあり嵐になると出歩きたくなる子供」への批判にふさわしくないように思います。わりと子供ってそういうことがある気もするし。変な子と揶揄され大人からは危ないと叱られ…くらいが相場でないかと引っかかってしまい、些細なようですが、主人公の人格形成にかかわる部分だと思うのでまるまる一点下げました。キャラ、表現、世界観にコンマ5ずつ下げてあるのは、ラノベとして不足はなく、しっとり読ませる文学としては物足りなかったぶんです。ハイテンションな活劇がないぶん、情緒、風情の描写でもっと魅せてほしいところ。お話に対し、文体が少しあっていないように思いました。あと一回じっくり推敲をすればSがついた作品だと思います。(とびらの)

B評価 合計点数 20.5未満~15.5(Aに惜しかった作品は得点公開)

引きこもり王女様のへりくつ

引きこもり王女様のへりくつ http://
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.com/n8128dr/
由斐レギナ

総合点 20.0

感想:主人公(女)が結婚相手が気に入らなくて、引きこもる話。童話調の雰囲気で、ギャグが利いている作品でした。コメディタッチではあるのですが、個人的には女性の幸福論についての物語だと認識しています。働く女性が増えている現代日本で「可愛いのは絶対正義なのか?」という疑問を投げかけるのは時代にマッチングしていますし、裏返せば「男性が本当に必要としている女性とは?」といったテーマとして捉えることもできます。技術的なことを話すと、役割がちょっとだけぼやけていたキャラクターがいたのがもったいなかったです。(クロスグリ)

他のレビュアーからのコメント: 題材としては非常に面白くて楽しく読めました! 若干童話っぽい感じもしましたし、なろうものとしても違和感のない作りになっていると思います! 召使いとのがっつりとした甘い感じではなくお互いを大事にしている関係というのも良かった 笑 細かい部分の設定が気になってしまうところが多かったです。今までずっとどの時代も4姉妹がいたのかや、途中で死んでしまった場合はどうするのかなどなど、そこらへんの補足がないと気にする人は気になると思います。ちょっと無理がある設定があったので世界観の作り込みとしての評価は低くなりました。 個人的には75点くらいの面白さ! 普通に一つの物語としてはきちんと完結しているし読んだ後の満足感もあるから良作だと思いました!
(ひょろ)

心の音は

心の音は http://
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.com/n8497ee/
進士夜紳士

総合点 19.375
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感想:描写力だけなら前回と合わせて僕がこれまで読んだ短編60本の中でもトップレベルだと思います。これは文章で魅せる小説だと思いました。なろうで12pは過小評価されすぎです。ただ美しい文章と主人公の掘り下げに力をかけすぎて、文章量が多くなっている気がします。「どこを削れ」とは思いませんが、どこかのパートを減らすと物語としての濃さが増すと思います。とはいえ、一つのシーンを細かく無駄なく描写するという分野に関しては本当に高い技術があると思います。もっと作者さんの小説が読みたいです!またの参加をお待ちしております!(なろうラボ)
他のレビュアーからのコメント: とっても良い題材だと思いました。もし自分が主人公の立場だったらと考えると不安になりましたし、最終的に一歩前に進めた主人公は偉いと思います。 しかし、主人公の心の変化がちょっと理解できなかった部分があります。最後割と簡単に考えが変わってしまったなあという気がして作品自体の終わりとしては良いのですが主人公に共感はできなかったです。 個人的には85点! 素直に上手いと思いましたし作品に惹きこまれるという点ではほぼ満点でした! テーマも良いですしもっと多くの人に読まれるべき作品です!(ひょろ)

愛する貴女へ〜君と花火と神様がくれた時間〜

愛する貴女へ〜君と花火と神様がくれた時間〜 http://
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.com/n2468ee/
長岡更紗

総合点 19.375
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感想:素晴らしい作品。キャラクターはラノベ的でなく現代物ゆえ派手な画面にしにくいところを、花火を使うことで華やかにしている。キャラ、展開ともに意外性があり、読みごたえがありました。頭がいいというキャラ設定を言葉だけではなく、作中エピソードとして読者に示しているのは高評価。(難しいですよね)時の流れを綴りながら、出したキーパーツをすべてきれいに回収し、計算通りしっかり完結させている。減点するところがとくになく、点数が崩れませんでした。一点、気になったのは、ヒロインが死んだという一文だけを倒置して出していること。そのまま時系列順に、主人公の日記のように綴られた方が、読者には共感と新鮮な感動を与えることが出来たのでは……と思います。しかし、良作です。(とびらの)

他のレビュアーからのコメント
: 普通に感動したし泣きそうになりました。終盤にかけて一気に物語が進むのでそれも理由なのかなと思います。死ぬ間際にヒロインの気持ちが伝わったことや主人公の今までの後悔などが上手く伝わるように書けていましたね。 しかし、序盤が少し平坦だったかなあという気がします。終盤の花火における伏線のようなものなのでしょうけど、終盤の感動が強すぎて序盤の印象がかなり薄いです。 なんとなくなのですけど、主人公があまり良いやつに見えませんでした。最後まで読んでやっと主人公はヒロインのことを心から愛していたのかという気になりましたけど全体的にヒロインへの愛が薄いように思えました。もう少しそこをしっかりと書けていればより感動する作品になったのではないかと思います。 個人的な評価としては85点! 序盤を伏線とした終盤での泣ける展開はとてもよかったです。(ひょろ)

柚希ちゃんは男の娘

柚希ちゃんは男の娘 http://
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.com/n2890ct/
和久井透夏

総合点 19.25

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感想:これまで読んできた短編の中でも演出・構成が優れた作品だと思いました!特に冒頭の演出が上手!キャラクターを可愛く書くための文章がお手本級だと感じました。気になったのは世界観の作りこみの点。これは悪いのではなく加点要素が見つからなかったので低くでました。2015年に発表された小説なのに「メール」を使う登場人物たちが出てきたため時代を「00年代」なのだと仮定して読みました。しかし時代に対してそれ以上細部の作りこみがあったわけではなかったので、作者さんが世界観を作りこんでいないと判断し、加点できませんでした。使っている小道具はお手本小説にのっとって上手に使っているので世界観への減点要素はどこにもなかったという印象です。(なろうラボ)
他のレビュアーからのコメント:全体通して一文が長く、文章に圧迫感があるなあというのが第一印象。恋愛もの、恋する少女の一人称なので、シーンによって体言止めを多用しポエム調になるくらいでもよかったのではと思います。設定は可もなく不可もなく、王道。「個性・驚き」という評価項目があったら減点していましたが、凡庸ながらも好感の持てる人間が描かれていました。柚希の女装、ヒロインに惹かれた理由にも無理やりさを感じませんでした。これはすごいことだと思います。構成がすばらしい!!心理描写中心の現代ものゆえ事件・イベントは小さなものなのに没入させられてしまいます。この起承転結の構成は、お手本として雛形を配布してほしいくらいです。とがった素材を飲みやすく調理するのが上手い作家さんだと思います。次回はぜひ、もっとトゲトゲした題材と強ストレスのイベントを盛り込んだお話でSを狙いに来てほしいです。(とびらの)

純喫茶・蔵々 ~魔法とコーヒーのお店~

純喫茶・蔵々 ~魔法とコーヒーのお店~ http://
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.com/n1548cy/
米洗ミノル

喫茶店.PNG

総合点 19.25

感想:全項目が高いレベルで工夫されている良作だと思います。表現の豊富さ、描写の丁寧さが特に際立っていました。表現に関しては5点を出すか悩むレベルでした。そのうえくどくなく読みやすかったです。ラストで視点変更してネタ晴らししたシーンはジャンルが急に変わってしまうので好みが分かれると思い、構成は4.5を付けられませんでしたが冒頭から最後まで仕掛けのために色々設定しながらも分かりやすくストーリーを進めることができていたので大きな減点はありませんでした。僕は結構好きです。(なろうラボ)
他のレビュアーからのコメント:個人的には95点! 物語も上手くまとめられていますしかなりよかったです! 手品かなあと思っていたら本当の魔法使いだったというところも私は面白くて好きでした。 正直こんな感じの短編をくっつけて連載小説としている作品はよくありそうだなあと思います! 訪れるお客さんの願いをマスターが気づかれないようのサポートするとか連載としても面白そうですね。 それにマスターの正体やお客さんの関係性今回のメインである2人の進展などなどどうなのかが気になります! 素直に面白いと言えますし良作といっていい作品かと!(ひょろ)

あなたに恋文を。

あなたに恋文を。 http://
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.com/n7426ee/
うまい棒人間

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感想:綺麗にまとまった素敵なお話でした。構成、物語的な部分に減点箇所はなく、ただ加点とするにはもうひとひねり驚きが欲しかったところ。気になったのは、言葉のチョイス。文章はとても上手で読みやすいのですが、時折混じるオノマトペやラフな口語体がキャラや世界観に合っていないようで、なんともいえない違和感。「歩くと足の骨が砕け散る病気」てどんな病?「筋肉や神経が機能しなくなり歩けない」ならわかるけど、足だけ骨粗しょう症ってどういうことだ?「妖怪」ってそういう存在?どっちかというと妖精や精霊のほうがシックリくるなあ……など、細かいうえに個人の感性に依るようなものではありますが、この違和感に感動の邪魔をされてしまい、加点することが出来ませんでした。リアルを追求し正しく書く必要はありませんが、違和感をもたせないためにリアリティは必要です(創作でも構いません)。素敵な感性と読ませる文章力をお持ちです。その魅力を余すことなく読者に伝えられるよう、推敲と情報の裏付けをし、物語の背骨を強化してみてください。(とびらの)
他のレビュアーからのコメント: 全体的に細かな描写や演出にこだわっている印象がありました。特に心情描写が良かったです。個人評価では高い得点を与えているので褒めちぎりたいのを分かって欲しいんですが、それよりももったいない表現が多いのでそちらを指摘したいと思います。 減点対象にはしませんでしたが、冒頭に『男性』と『少年』を同一人物の表現として使っているのにやや違和感があり視覚的なイメージが定まりませんでした。『少年』は直し忘れだと思って読みましたが人によってはこれで表現点の減点があると思います。また冒頭に『視線が広がる』という表現がありましたが、おそらく「線」は広がらないかと。しかし、これも誤字だと考えて減点せずに読みました。冒頭に誤字があるのは、推敲の少なさがバレてしまい、読み手の意欲を削ぐのでもったいないです。ただ、個人的には素晴らしい作品だと思いました。それゆえ、もったいないと思って厳しめにコメントしました。また作者さんの短編が読みたいです(なろうラボ)

鈴科春という女の子について

鈴科春という女の子について http://
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.com/n9698de/
空伏空人

鈴科春.PNG
感想
:起き抜けの主人公の心理状態に違和感を覚えました。これが夢ではなく現実であり、他人に憑依してると理解するまでの葛藤がない。イキナリ妹登場というのはコミカルで面白かったのだけど、のちのシリアス展開を考えるとやはり、冒頭で共感させてほしかったです。妹に「無駄に鋭い」という前に、その後にある自問自答という構成だったならSでした。ネタバレ部分は語れませんが、鈴科春という女の子を研究していく展開はとても面白く、オチにはまんまと驚かされました。恋愛ものとしては、「主人公(男)の魅力」が描写されていなかったのが残念。全体通して文章の疾走感が心地いい。この文体は今作に限ったものではなく、作者さんの持ち味でしょうか。大切にしてほしいと思います。(とびらの)

他のレビュアーからのコメント:終盤の展開は予想以上だったのでよかったです! 途中もしかして日守が主人公かなとは思いましたけどまさか自殺しようとした前日に戻っていて鈴科に憑依していたというのは面白かったです! しかし、起きた時になぜ自分が女の子になったことに気づいたのがわからなかったです。 これがその後にある、鏡をみたあとで気づいたならわかるのですがいきなり理由なく自分が女の子になったということを理解した動機が謎でした。 あと、自分の記憶がない→少女に乗り移ったという発想の仕方も謎でした。元の自分の記憶がないのにいきなり乗り移ったという考えがわからなかったのでそこに至るまでの流れを詳しく書いてほしかったです。 個人的に鈴科の特徴のくだりはあんな多くはいらなかったかなという気もしました。面白さとしてやるにしてもせめて体育の時間のやつまででそれ以降は蛇足に感じました。 そして終盤の展開が少し急すぎたかなあという気がします。いきなり日守が自分だということを思い出したのも突発的でしたし。 一見してテンポは良さそうなんだけどその分細かいところが惜しいなというイメージ。 もう少し展開の急さを上手く利用できたら更に良くなると思います。 個人的には60点くらいです!(ひょろ)

そしてわたしは、愛しい貴方に殺される

そしてわたしは、愛しい貴方に殺される http://
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.com/n6509ed/
しきみ彰

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感想
:文章や表現の仕方が綺麗でした! 特にエイダの心が綺麗なのでそれが文章として上手く表せていたのではないかと思います。 エイダをカーティスが殺したのも最初は信じていられなくて殺したのかと思いましたが、そこから先の後日談のような部分で理由を知り納得しました。 前書きにも書いてあるのでいう必要はないですが読む人を選びそうですね。 呪術は半々の成功率らしいんですけどこれ失敗した場合別の人間でもできるのでしょうか。 そこらへんの説明があったほうがよかったかもです。 何度失敗しても必ず蘇らせてみせる… というほうがよりこの作品の魅力を引き出せるかもと思いました。 個人的には85点くらいの作品!(ひょろ)
他のレビュアーからのコメント:一度は結ばれかけた男女が外部からの影響で別れることになり、歪な形で再度結ばれるという話。ハッピーエンドともバッドエンドともとれる物語とのことですが、個人的にはハッピーだと思いました。中盤までは主人公(女)の独白形式で物語が紡がれますが、臭さを感じることなく主人公に愛着をもてる文章でした。オチは良かったのですが、再度結ばれる方法が多少いきなり感じました。(クロスグリ)

くじ運の悪い騎士は敵国の王女を賜る

くじ運の悪い騎士は敵国の王女を賜る http://
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.com/n3712eg/
すず(Sn)

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感想:
曰くつきとされていた女性と結婚することになるも、意外と楽しくて互いに惹かれ合う話。ストーリー全体で見ればいい話ではあるのですが、もう少し新婚生活シーンを多くして「結婚して良かった」ということを明確にしてほしかったです。後は後半のバトルシーンの前後が、やや文章力&プロット不足を感じました。15000文字以内に抑えるためにプロットをどう変えるにしても辛い作業になってしまいますが、何かしらの選択肢はあったような気はします。(クロスグリ)
他のレビュアーからのコメント:
完全に個人的な好みの話になると思うんですけどWEB小説で泣いたのは初めてです。これを募集開始から三日で書き上げたということに驚きました。前回の「望まぬ結婚からの幸せな生活、すれ違い」という王道的展開を「三人称神視点」を使いより読みやすく調理されており、クオリティが上がったと感じました。冒頭が固有名詞のオンパレードでやや読みにくかったため、泣く泣く4にしましたが、確実に前回よりも読みやすくなりました。キャラクターにはやっぱりセンスがあるんですけど、前回がコミカルな作品でよりキャラが立っていたこともあり満点は出せませんでした。これは長編で掘り下げて良さが出るタイプのキャラクターだと思います。しかし「中学生の告白罰ゲーム」をより壮大なスケールで行うユーモアセンスはやはり褒めざるを得ません。今回も良作、傑作でした!(なろうラボ)

【改正版】秋花火

【改正版】秋花火 http://
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神代懼耀

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感想:最初のTSという要素を使った三角関係に発展させるという設定は上手いなと感じました!連載だったとしてもいろいろ膨らませそうな良いネタかと。 しかし、それ以降あまりTSという設定を活かせていなかったかと思います。これだとTSを除いてただの三角関係としてでもよいかなと思ってしまいました。主人公の葛藤の部分もかなり描写が少ないのでせっかくTSというジャンルを使ったのならばもう少し上手く活かしたほうがよいかと思いました。 それとキャラの存在感が薄かったので印象に残りにくかったです。 最初にも言ったけど題材はとてもよかったです。あとはもう少しそれを活かせる要素を加えられたら非常に良い作品になると思います。客観的に判断して60点くらいかと!(ひょろ)
他のレビュアーからのコメント:TS娘が幼馴染の少女と、親友をめぐって正々堂々恋の勝負。このシナリオは面白いと思いました。クライマックスも、たっぷり情感を持たせて綴られており素敵でした。気になるのは文章と構成。全体的にスピード感がなく冗長です。この物語が恋愛物語、なら、序盤のTS描写や幼馴染とのやり取りなどは描写せずなるはやで消化し、すぐに秋祭りへ飛んでほしいところ。改行、空行が多すぎるのは読みやすさを意識したものだと思いますが、私にはかえって読みにくいものでした。文体がこれ以上ないほどライトなので最低限でいいと思います。「……」「――」の多さも目に余りました。ちょうどいい塩梅、は個人主観になりますので、評判のいい作家さんに倣うとよいかと思います。物語やキャラクター、「肝心のところ」は面白かったので、クライマックス以外のスピード感を上げて、魅せたいシーンを絞り、文章をギュッと圧縮してみると化けると思います。甘く繊細な恋愛心理描写は王道ではありますが、書けない人には絶対に書けないものです。大切にしてください。(とびらの)

木賊色(とくさいろ)の研究

木賊色(とくさいろ)の研究 http://
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.com/n2672ee/
寝る犬

とくさいろ.PNG

感想:  短編で推理ものを書くという発想は面白かったです! 解決までのテンポも悪くはなかったと思います! しかし、これペンを持っていることを隠していたら意味がないのではと思ってしまいました。意外と小学生って強かですし犯人によっては持ってないっていう子もいると思います。 そしてやはり展開が急だったかなあと。 短編で推理ものをするというのは斬新でしたが、先ほど指摘した部分もありますし、事件発生から解決までの流れが急なので読んでいてあっという間に終わってしまったなという感じがしました。悪くいうと内容が薄いかなあと。 個人的には40点でした! 読みやすくはあるのですがやはり内容の薄さや推理の穴が大きいなどマイナス点が多かったです。 推理と恋愛を組み合わせるのは短編ではきついのかなあという気がしました。(ひょろ)
他のレビュアーからのコメント:「小学校」を舞台にしている作品は唯一でした。小物の使い方がとても良かったです。これに加えて文体も少し幼く感じさせるような文章を書くことで「小学校」という世界を作りこんでいました。キャラクター、表現の豊富さ、世界観の作りこみこの三点は個人評価で非常に高い得点が出しているので「読み切り漫画」のつもりで書いているのであれば特に直すところのない作品だと感じました。最後はオチをつけるためにやや無理やり閉じた印象がありました。手口は鮮やかでキャラクターを立てる演出としては良かったのですが事件の解決もやや展開が早い印象があります。(なろうラボ)

追躡

追躡 http://
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.com/n1229dy/
志賀輝希

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感想:ジャンルがジャンルゆえキャラクターよりも世界観を優先したように見えますが「敵国の少年が死んでいる」ため、話したこともない少女が悲しんで自殺する、という部分にはリアリティの欠如を感じてしまいました。好みの問題かもしれませんが、無理やり軍に行かされたとはいえ、人を殺すことに慣れるくらいの精神状態の少女が敵国の少年が死んだことをショックには思ってもさすがに自殺はしないんじゃないかと。また少女の実力を説明するために物語内で少女が敵兵を殺すシーンを一度は入れたりしてほしかったです。戦場なのに少年と少女ふたりしかいないかのような描写が連続するのは作りこみの甘さを感じました。全体的にストーリーというよりも「戦闘描写の練習」という印象が強く、AIや衛星を使った特殊装置によるバトルシーンへの試みは面白いのですが「物語」が薄くなってしまった印象です。ただ、バッドエンド的なシナリオや戦闘シーンの魅せ方は自分的には好みだと感じたので、今度はストーリー込みで勝負できる短編で参加してほしいと感じました!また短編書いてください!(なろうラボ)
他のレビュアーからのコメント:戦争で敵同士の男女が、互いに意識する話。直角フォークボールのような構成で、オチにインパクトがありました。ただ、設定の説明に忙しかったのが残念でした。男女間の不思議な繋がりを描けてはいたのですが、キャラクター単体での話が少し弱く映りました。(クロスグリ)

TS娘が親友♀をその気にさせて遊んでいたら、美味しく頂かれたお話

TS娘が親友♀をその気にさせて遊んでいたら、美味しく頂かれたお話 http://
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.com/n8657eb/
totto

TS娘.PNG

感想:これは嗜好性に極ブリした萌えラノベで、既存の小説とはちがう定規で測らなくてはいけないものですね。極端にコミカルな言葉遣い、顔文字に部類するであろう「///」での赤面表現や、オノマトペである(ボソッ)などをセリフ内に書いてしまうという表現方法。ライトノベルなら珍しくはないこの時代、特定の読者に向けて狙い通りに書かれているこちらは、稚拙などではなく『作風・手法』でしょう。ゆえに評価は迷いましたが、今コンテストの主旨に則ると、キャラ以外に低評価を付けざるを得ませんでした。特定の属性の「よさみ」をひたすら書き綴るという構成は、好きな人にはずっとクライマックス。属性持ちの人なら珠玉の名作とオススメできます。しかし、そうでないひとも引きずり込む構成にはなっておらず、高評価点はつけられませんでした。客層の幅を広げるには、その強力な武器を捻じ曲げ矯正するのではなく、手札を増やしていくことでしょう。秀作とは言い難いですが「売れる」作品だとは思います。(とびらの)
他のレビュアーからのコメント:死んだ主人公が女の子に転生して、女の子と百合をする話。書きたいシーンを重視しすぎて、全体に気を配れていない印象を受けました。普通の百合とは違うので、シチュエーションが作られるまでの前提を具体的に伝えてくれないと、読者としても乗りづらいです。(クロスグリ)

C評価 15.5未満~10以上

カッコよくなりたい

カッコよくなりたい http://
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.com/n4352dz/
海水

感想:
自信のない男性が、好きだった女性と結ばれる話。ストーリー全体で見た時に悪い話ではないのですが、挑戦的な文章が良い効果を生んでいませんでした。主人公が自信がないのに説得力がなかったのと、オチが読めてしまうところが、文章に影響を受けてしまった部分でしょう。特に前者に関しては「治癒魔法は需要ある」と序盤で明言してしまっているのが難点です。後はヒロインの可愛いところが伝わりにくく、なぜ主人公は惚れているのか魅力が伝わりませんでした。(クロスグリ)
他のレビュアーからのコメント:
物語も文章も、ライトすぎて読みごたえがない、というのが正直な印象。特別減点することはないが、どこにでもあるイイハナシで終わってしまっています。キャラクターや世界観、物語が「ちゃんと作られて」はいるものの、それぞれよくある設定で、とがったものがどこにもなく。出来は良いのですが、おおこれは!と唸るには絶対的に個性が不足しています。ただしこれが中長編で、キャラ達の生活風景、絶妙な掛け合いなどがたくさん入っていれば、人間味のある素敵な世界観が見えたのかもしれません。それを予感させる雰囲気の良さを感じます。長編で生きるキャラクター達なのかもしれませんね。しかし短編であれば、出オチかというほどのキャッチーさが欲しい所でした。 (とびらの)

クリスマス・パーガトリー

クリスマス・パーガトリー http://
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.com/n5196eg/
その手は焼きハマグリ

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感想:全体通して説明的すぎます。文章は軽妙でキャラクターのかけあいも面白いのですが、セリフにも地の文にも説明セリフが異様に多い、ただそれだけのせいで物語も人間も作り物くさくなり、リアリティがなくなっています。土地勘があったり、彼らに共感する環境にあるひとならまた違う感覚なのかもしれませんが、そうでないひとには何も意味のない小ネタが延々続く。必ずしもそれが悪いではありません(むしろ個人的には好き)が、本編に対し占める割合が多く、それ以外の旨味がないのが問題。文章キャラドラマ、すべてきちんと作られてはいるのですが、その冗長を補って余りあるというほど突出したものはありません。日常の一コマを切り取った、風情のある短編です。リアルな設定を書き込まないということで、リアリティのある世界を見せてほしかったです。(とびらの)
他のレビュアーからのコメント:
序盤の男同士の掛け合いが面白い。 クリスマスに男子が集まって馬鹿をするというのは良いですよね! 特にこれがやばいというほどの悪い点はなかったです! ただ、全体的に平坦な作品だなという感じがしました。これといった部分がないのであんまり印象に残っていないというのが正直な感想です。もう少し作品のテーマというものを明確にして読者の記憶に残りやすいものにしたほうがいいと思います。わかりやすいオチなどもあったら面白いかと。 個人的には60点でした! 悪い点はないんですがこうあと一押しする何かがあると良作といってよいものになると思います!(ひょろ)

超絶隣人ツノガーZ(カッコカリ)

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カオスフレア型MMShir

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感想:全くなにも伝わらなかったです。 全体を要約すると主人公が過去に飛ばされてヒロインたちの種族を絶滅させてしまうから先に殺して歴史を変えようとするけど結局好きになってしまって殺すことができなくてヒロインと結ばれて終わり。 ということだと思いますが読みづらくて仕方がなかったです。最初から話の展開がいきなりすぎましたし説明の仕方も悪く読者にわかりやすく伝えようとするものが感じられませんでした。何度か読み込めば情報整理もできて読めると思いますが多分わざわざそれをする人はいないと思います。 あとキャラぶれというかキャラの作りが甘すぎました。ヒロインが特に最初から一貫しておらず酷かったです。 個人的には20点くらいです。 話の設定は面白いので読者側のことも考えて改善すればもっと良くなると思います。(ひょろ)
他のレビュアーからのコメント: とにかく読みにくい。内容への言及はまずそこをクリアしてからの話です。文章自体は平易かつリズム感もよく、語彙もSF部分も決して難しくない。しかし一人称で、セリフと心の声と情景描写が区別なく地の文に並んでおり、状況を理解するのにいちいち推察が必要という仕様は頂けません。もちろん演出でしょうし、他にも難しい技法が盛り込まれてあるのですが、それを良い方向へ働かせるためには大変な筆力と工夫が必要です。空行ひとつ入れるだけで格段に読みやすくなったはずですが、それもしないのならいっそ普通に書いた方がずっといい。それはさておき、キャラや世界観などはよくよく読み返して把握してから評価をつけました。それぞれ可愛く快活な口調はクセになる心地のよさがあり、好感が持てます。が、数字的な設定以上の個性は感じられず、人間味がありません(もともとヒトじゃないという話じゃなくて)。「個性的」は「魅力的」でなければただ飲み込みにくいトゲでしかなくなります。意欲は感じるし、設定はよく練られている、のだとは思います。しかしそれが読者に伝わらなければ無為となってしまいます。まずは第一印象でブラバされないこと、それを心掛けて書き始めれば、思い通りの評価が得られると思います。 (とびらの)

 

 

 

 


乙女ゲームじゃなくて、乙男(オトメン)ゲーム

乙女ゲームじゃなくて、乙男(オトメン)ゲーム http://
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.com/n4845eg/
柊リオン

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感想:乙女ゲームの世界に転生して、恋愛をする話。話が詰め込みすぎで、設定を活かせていないものが多くありました。キャラクターも多すぎて、一人ひとりの魅力が伝わらなかったです。長編作品のほうを期待しています。(クロスグリ)
他のレビュアーからのコメント:
つまらないのではなく「分かりにくい」です。一生懸命話を作りこんでいる分、このクオリティになってしまうのはもったいないです。創作に対する愛情を感じたので、作者さんが悪い点を認識すれば絶対に伸びると思います。なので足りない点を認識して頑張ってほしいです。作品が悪いというより、「構成」の悪さが全ての足を引っ張っています。「作者にしか分からない情報」を読者に分かるように説明する工夫が少ないです。とくに固有名詞の説明、主人公についての新情報の出し方、時間軸の切り替え、小説に限らない文章構成が上手でないという印象をうけました。また短編にしては、名前付きキャラクターが多すぎるうえ掘り下げが足りていません。人によっては最後までどのキャラクターがどんな設定でどんな性格なのかを追いきることができないとおもいます。キャラクターの説明も「設定集」を読んでいる感覚になり、話が進んでいるような印象がありませんでした。全体を通して、とにかく「詰め込み過ぎ」という印象です。ただこういう設定を徹底的に書き込むタイプの作者さんは「シンプルなストーリー」と「演出」「構成」を勉強すれば爆発的に伸びる可能性があります。またいつかチャレンジしにきてください。(なろうラボ)

以上20作品です。

詳細データはこちらをご覧ください!

個人賞

さてここからは個人賞の発表に移ります。
個人賞は基本「評価とは関係なくすばらしい!」「気に入ったぞこの作品!」と思ったものを評価レビュアーが個人的に選ぶものになります。レビュアーによっては何かしら作者にサービスしてくれます。

Kakukaku賞]

雨中、待ち人来たり
愛する貴女へ〜君と花火と神様がくれた時間〜

上記の二作品の作者にはクロスグリさんが作者の長編小説を[Kakukaku]にて長文全力レビューするそうです。おめでとうございます!

[ひょろ賞]

該当作品なし

しかし!!!!これは満足度が低かったわけではありません!!

読み専が紹介する『なろうお気に入り作品』で短編小説の紹介は書きにくいからひょろ賞は出せなかった、という理由なので「長編小説であれば絶対に紹介していた!満足度95点で本当に面白かった!」という二作品があったそうです!

そこで、ひょろさんたっての希望で準ひょろ賞を創設しました!

準ひょろ賞

毒バラの魔女と王国騎士に纏わるエトセトラ
純喫茶・蔵々 ~魔法とコーヒーのお店~

こちらについては後日、ひょろさんが自身の活動報告で小説の紹介をしてくれるそうです!おめでとうございます!
※また、ひょろさん個人の希望で小説家になろう内にて作品への「レビュー」があるかもしれませんが、それは当企画とは関係ありません。あくまで個人の判断になります。

とびらの賞

くじ運の悪い騎士は敵国の王女を賜る

こちらについては元々存在しなかった賞なのですが「私はこの作品に何か出したい!」というとびらのさんの希望で設置されたものです。後日、とびらのさんから個人的に紹介等アナウンスがあるそうです。おめでとうございます!

なろうラボ賞(トップ賞) 

星空めろりんきゅう!

平均得点トップ賞です。
作者さんには「SKIMAで作品の短編に出てきたキャラクターのSNS用アイコンを書いてもらう」もしくは当サイトにて「この作品の何がすごいのかを徹底解説」の記事を書いてもらうか二択で選んでいただきたいと思います!おめでとうございます!

評価の最後になりますが、今回評価を公開された全ての作者様、そして評価レビュアーとして協力してくれた三人には心から感謝を申し上げます。

また評価の仕方等の質問には答えられませんが、後日可能な限りの情報を「反省会」として別ページに掲載したいと考えています

 

最後に

なろうラボ

なろうラボ:

今回非常に面白かったです!
自分でスコップしてたら見つからないレベルの良作がそろっていました。前回の作品がすごすぎたので、今回はパワーダウンしてしまうんじゃないかとおもったのですが、その心配は無用でした。
まだまだ知らないすごいなろう作家さんがたくさんいますね!これから第三回第四回と良作短編の名前がこのサイトに刻まれていくのが楽しみで仕方ありません!

今回特に顕著だったのが、「書籍化未経験作家さんの低ポイント作品」も関係なく高い得点を獲得していたこと。自分的にはそういった作品をザクザク見つけるために生み出した企画だったので本当に開催してよかったと感じました!

また、参加者じゃないけど次は自分がチャレンジしてみたいと思っているサイト閲覧者の方!
是非とも第三回の参加をお待ちしています! 書籍化未経験作家さんなら応募まであと一週間余裕がありますよ!!!

詳しいお話は後日反省会ページでも話しますが、今回はこれでおしまいにします。

皆様本当にありがとうございました